予防としての安心安全バリアフリーリフォーム
バリアフリーリフォームは体が不自由になった事が原因で
行う場合が多いですが、普通の方でも階段の上り下りが
少し不安になってきたり、寒さがきつく感じたり、
足下が暗いなど生活に不自由や不安を感じたら、
そのバリア（障害）を改善することで、
大きな事故や疾病の予防にります。
このように考えると
- 浴室の浴槽を低くする
- トイレの開き戸を引き戸にする
- 階段を滑り難くして手すりを取り付ける
- 玄関先にベンチを付ける
- 脱衣所と浴室を暖かくする、
- トイレを寝室に隣接して設置する
など、介護保険対象になるかどうかは別としてご家族全員が安全に
生活出来る住まいへの改善がバリアフリリフォームと云うことになります。
最近ついつい壁に手を付いているとか、バランスを取るのに
不安を感じていたら大きな事故になる前に住まいの安全改善を
考えて見てはどうでしょうか？
家の中のバリアとバリアフリーリフォーム
玄関の段差
玄関には建物によりますが一般的には１０㎝から３０㎝位の
段差があります。
このように大きな段差は体勢が不安定になりやすく
手すりが必要になります。
又、履き物の履き替えが安全に楽に行える様、ベンチも有効です。
写真のようなベンチならばご使用にならない時は
たたんでおけるので邪魔になりません。
廊下
廊下は別段問題は無さそうに見えますが、滑る、つまづく等で
転倒が発生しています。
手すりの取り付けや滑り難いフローリングなどで対応が出来ます。
階段
階段は段差の連続ｄ室内では大きなケガが
起きやすい場所です。
体勢を崩すと持ち直すことが難しく落差が大きいことと、
角があることで大けがになりやすいです。
又、一般的に照明が暗い場合が多く事故の
原因になっています。
手すりの取り付け、踏み板のノンスリップ化、
照明器具の交換などが考えられます。
ドアを引き戸にするアウトセット引き戸
ドアは可動部分が大きく使いにくい点がありますが
引き戸にして引き手を大きくすると、ご自分の立ち位置を変えないで
開閉の操作が出来るので安全です。
リフォームに対応したアウトセット引き戸という商品が
色々なメーカーから発売されています。
比較的簡単に開き戸を引き戸にリフォーム出来ます。
トイレや洗面に採用すると大変楽になります。
ヒートショック対策
年を取ってくると寒さが辛くなります。
こんな工夫で改善を考えて見ませんか？
浴室や脱衣所の暖房
浴室や脱衣所に暖房設備を取り付けることで、
ヒートショックから身を守る事が出来ます。
浴室と脱衣所の両室を暖房すると良いですね。
電気式の浴室暖房気は比較的取り付けも容易です。、
浴室内のサッシの断熱化
浴室は窓からの冷気が気になります。
サッシのガラスを真空ガラスに交換する
浴室用の内窓サッシを取付ける
サッシを断熱サッシに交換するなどの方法が有ります。
浴室床のヒンヤリ感防止
ユニットバス例えばＴＯＴＯのほっカラリ床のユニットバスは
一歩目の足裏のヒヤっとした感じがありません。
浴室リフォームの際には検討したい項目です。
廊下や居室の床暖房
よく使うお部屋やトイレに行く廊下などを床暖房にする。
小さい面積の所は電気式で比較的簡単に出来ます。
大きな面積の所は温水式が能力が大きく快適です。